取引先から、品質面でのクレームがあった場合、経営者はその事実を把握できているでしょうか。

経営者にとって見えにくい、クレームに関係する値引きや計上もれなどが積み重なると、いつしかそれが「会社の体質」となり、従業員もこれらが当たり前になってしまいます。業績の改善しない企業では、こういったことが往々にして起こっています。

クレームを企業成長の機会としてとらえ、全社的に改善に取り組んで行くことが大切となります。安易に従業員が値引きなどに応じてしまうと、会社としての成長の機会を失ってしまうため注意が必要です。