企業がどんな社相か知りたい場合、財務面からアプローチすることがほとんどだと思います。なぜなら、非財務からのアプローチは主観的になりやすく、判断が難しいからです。
非財務から社相を見る場合、意識すべきなのは、会社のトップとNO.2,3などの部長クラスの考えがピッタリと合っているかどうかです。上層部の意思が統一されている会社は、その下の従業員にまで、しっかりと社長の考えが浸透しています。それがいつしか社相となり、例えばその工場に入っただけで感じられるようになります。社員や幹部がバラバラの考えでは、中小企業の特徴である一体感を活かすことはできないのです。