昨今、小売業は勝ち組と負け組がはっきりしてきています。特に小さい個人店はよほどの特徴、強みがないと淘汰されてしまうのが現状です。売上が良い時期でもあぐらをかかず、自社のブランドを磨き続けたところだけが、今生き残っているのです。
好調な時期があると、ついつい誰でも“自分は成功した”と考えてしまいます。しかし、それは長くは続きません。一般消費者向けの小売りでは、5年生き残るのは難しいと言われています。「今まで通り」では、どんどん下り坂に入ってしまうことを、改めて認識しなければなりません。企業の継続性を高めるためには、経営者が常に“危機感”を持つことが重要となるのです。