中小企業では、無駄に払っている経費は基本的にほとんどありません。そのため、決算書を見て“無駄な経費は何か”“削減できる経費は何か”とだけ考えるのではなく、「売上との関係」という視点を持つことが重要になります。どのような営業活動をして売上を獲得しているのか分析するのです。
しかし多くの中小企業では、「売上につながる経費」であるにも関わらず、その効果測定が十分にできていません。“毎年このくらい使っているから”という理由だけで、見直しをしていないのです。
「売上につながる経費」は何なのかを考えると、必ず新たな発見があります。そして効率的な経費を選りすぐり、集中してそこに資金を投入すれば、売上に大きな恩恵をもたらすのです。
