企業の資金体質は、なかなか変えることができません。これは、今までの習慣から抜け出すことが難しいからです。
多くの中小企業では、債権の回収・債務の支払いは経理に任せきりになっています。経理も初めのうちは何かおかしいと思っても、次第に慣れてしまうのです。
新たな習慣を定着させるためには「仕組み」に落とし込めるかどうかがポイントになります。そして、定期的に実行したことが目に見えるようにしていくことが大切です。成果が見える化できてこそ、社員も継続する気になるのです。
習慣を変えるためには社長の強い意思が必要不可欠であり、“誰かがやってくれるだろう”という甘い期待は捨てなければなりません。自らやりきるという気持ちが重要となるのです。