売掛金が未回収となっている場合、取引先に問題があるケースと自社に問題があるケースが存在します。
前者は、簡単に言えば取引先の資金繰りがつかず払ってもらえない場合です。もちろん、そういった取引先に販売した責任は自社にあるとも言えます。後者は、「お客様が商品に納得しておらず、払いたくない」という場合となります。
そのため、売掛金の未回収が発生したら、必ず社長自身が取引先を回って状況を把握し、自社が改善すべき点を認識しなければなりません。そうしないと、今後も同じように未回収が発生してしまうからです。このように、売掛金の未回収は、経営課題を見つける大きなチャンスとも言えるのです。